あなたは大会の決勝戦で「ウメハラ」対「ときど」のようなビッグマッチと
無名のプレイヤー同士の対戦どちらが見たいでしょうか？
プロゲーマーと一般プレイヤーの大会参加に関する新たな問題が話題になっています。
以下eventhubsから抜粋して意訳、追記したものです。
オフラインの格闘ゲーム大会は、新型コロナウィルスの影響で、1年以上経ってようやく復活し始めています。
しかし、格闘ゲームコミュニティはこれらのイベントで、参加人数の上限について新しい問題に直面しています。
CEO2021の2500人の登録上限に数時間で到達した前例のないラッシュがあったのは記憶に新しいです。
そのような出来事から、一部のプレイヤーはプロゲーマーを含むトッププレイヤーが、大会に登録する際の問題点を指摘しています。
この議論の発端は、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのプロゲーマー「Marss」氏がツイッターに投稿したことによって引き起こされたようです。
「トッププレイヤーの早期登録が可能になることを願っている。」
「トッププレーヤーの特権を知っているが、例えば『MkLeo』（メキシコのプロゲーマーでスマブラSP世界王者）と『Light』（アメリカのプロゲーマーで世界最強のフォックス使い）がトーナメントで当たり0-2になったとする。その後2人が記念撮影だけしてどちらかがCEOに行くことより、2人共CEOに行くことを望んでいる。」
確かに観客の視点から見ると、ビッグネームの著名なプロゲーマーが大きなステージで声援を受けながら対戦しているのを見るのは非常にエキサイティングです。
しかし、この意見は多くの人々から批判の声が上がりました。
その提案に対する反応の大部分は、オープントーナメントの大会は誰であろうと平等であり、自由に参加可能であるべきだ、という意見です。
ほとんどのプロゲーマーは、スポンサーと契約しているため、全てのイベントがすぐにいっぱいになり始めると、本質的に彼らの仕事が危険にさらされる可能性があります。
シードのように、以前の大会の優勝者や上位の順位だった者は、次の大会の参加権を獲得できたらどうか、という提案もあるようです。
とはいえ、「プロゲーマー」を「一般プレイヤー」から分断するという行為は格闘ゲームコミニュティにおいて、大きな決断になるということは間違いありません。
以前鉄拳プレイヤーだったが、引退して動画勢の方の意見
「トッププレーヤーはただの1人のプレイヤーです。」
「オープントーナメントの大会は、全ての人々のためのものです。」
「”私たち”が遊びのレベルだとしても、ほとんどの人は楽しいイベント仲間を望んでいます。」
私たちの大多数は「プロゲーマー」ではありません。
大会に参加するほとんどの人は、ゲームやコミュニティへの愛情、様々な相手と対戦して直接スキルを磨く感覚、新たな経験や、視野を広げるために参加しています。
巨大なイベントが持続し、成長し、より大きな賞金を準備することを可能にしているのはこれらのプレーヤーのおかげです。
これらの話題は、combobreaker主催の「Rick」氏とCEO主催の「Alex Jebailey」氏が「Marss」氏にプロゲーマーの口から意見を言ってくれたことに感謝し、主要なトーナメント主催者によって共有されているようです。
とはいえ、幸い格闘ゲームにはすでに多くのイベントがあり、招待制の大会（ストリートファイターリーグやELEAGUE）などによりプロゲーマーの活躍を大いに見ることができます。
人気のあるプロゲーマーを大会で見ることが出来なくなる状況は回避したいですが、CEOが特別な状況だっただけなのかもしれません。
また、大乱闘スマッシュブラザーズは他タイトルと比べて特に一般プレイヤーの参加が多いので、そのような事態に陥っているとも考えられます。
現時点ではエントリーがPlayStation5と同じくらい早く売り切れ始めない限り、「プロゲーマー」と「一般プレイヤー」を分断させる心配はまだあまりないようです。
海外の反応
- 登録に間に合わなかった場合は、次回は頑張ってください。あなたは他の人よりも重要ではありません。
- 「プロゲーマーの仕事が危険にさらされる可能性」
それは彼らとスポンサーの問題であり、他の人には関係がありません。ゲームの大会は、勝敗が全てです。人気とは関係がありません。
- 既にたくさんの招待制の大会がありますが、彼らは何をもっと望むのですか？
- プロゲーマーは既にお金を稼いでおり、「平均的な」プレーヤーよりも勝つ可能性が高くなっています。彼らは特権を得るべきではありません。
- 私達は仕事に遅れて出勤することは許されていない。もし大会があなたの仕事であるならば、時間通りに登録する準備を絶対にしなければならない。
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