大乱闘スマッシュブラザーズのファンは、任天堂が公式で開催する本格的な大会をずっと求めてきました。
他のゲームタイトルが公式大会を開催する中で、残念ながら大乱闘スマッシュブラザーズは開発元である任天堂から許可が長らく下りていませんでした。
2021年11月19日に、任天堂はPanda Globalと提携し、北米で初となる「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」と「大乱闘スマッシュブラザーズDX」の公式大会を発表しました。
Panda Globalは公式Twitterアカウントにて「NintendoAmericaとのパートナーシップを発表できることを誇りに思います。」と述べています。
「2022年にPanda Globalは『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』と『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の、初となる正式に認可された大会を北米で開催する予定です。」
大会の詳細は現時点ではほとんどありませんが、Panda Globalのツイートには、これが「短い一連のイベント」になると書かれています。
これはトーナメントがあまり多くないことを意味しているようですが、続報を待ちましょう。
この公式大会の存在は、大乱闘スマッシュブラザーズとeスポーツにとって間違いなく大きな前進です。
プレスリリースによると、全米のプレイヤーが予選をオンラインで行い、オンライン予選の勝者がオフライン大会へ進むようです。
また、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」と「大乱闘スマッシュブラザーズDX」の予選は、「大規模なイベントが戻ってきた」ときに行われるようです。
この言葉の意味は、新型コロナウィルスの感染状況をみて、ということでしょう。
また、メキシコとカナダのプレイヤーは、「Panda Globalと任天堂が、海外旅行と対面イベントへの参加が許可されていると判断した場合」に大会参加を許可されるようです。
チーム「Liquid」に所属する、世界でもトップクラスのスマブラDXのプレイヤー「Hungrybox」選手は、以前から任天堂がeスポーツシーンをサポートしていないことについて、声を上げていました。
そのため彼は、この賞金が出る公式大会の開催がどれほど大きな出来事であるか指摘し、任天堂と提携したPanda Globalを「神」と称えています。
任天堂が次の「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズを発表するのがいつになるかわかりませんが、この公式大会が1回きりではなく継続して開催していけば世界中のスマブラファンが歓喜することでしょう。
海外の反応
- これはスマブラの競技シーンの新たな一歩だ。
- 任天堂のことを知っているので、あまり期待していない。
- 任天堂は何年もの間、スマブラシーンを無視してきたのに、今更公式大会を開催できるのか??
- これで他の全ての非公式の大会が潰されるな。間違いない。
- 櫻井氏がもうスマブラから離脱したから、こうなったのでは?任天堂はもう既に櫻井氏の培ってきたものを軽視している。
- スマブラユーザーが改造したゲームで大会を開催したり配信したりするから任天堂は許可しなかったんだろ。公式でちゃんとやってくれるならそれが1番いい。
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