ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021 (SFL2021)のルール詳細がついに発表されました。
その詳細をまとめていきます。
2021年8月9日(月・祝日:山の日)に行われた「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」U-22大会にて、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」のルール発表が行われました。
今回のSFLでは従来のキャラクターのBANルールが無くなり、ホーム&アウェイというキャラクター事前申告制のルールとなります。
発表された新たなルールをまとめると以下の通りです。
- ホーム、アウェイという概念が導入され、対戦するチームはどちらかに属する。後半節ではホームとアウェイが逆になる。
- アウェイのチームは先鋒、中堅、大将の「選手名」「使用キャラクター」を番組開始前に申告する。
- ホームのチームは番組開始後に運営からアウェイの申告を受けた上で、作戦会議を行い出場する3人の選手と先鋒のキャラクターを申告する。
- 中堅と大将は、試合のたびに順次申告する。
- 先鋒と中堅戦はBO3(2先、勝利1pt)、大将戦はBO5(3先、勝利2pt)で行う。
- BO3やBO5の中で負けた後にキャラ変更が可能。
- 全選手が必ず試合をしないといけないルールも無し。
前回のSFLとは戦略がガラッと変わることが予想されます。
ホームチームは有利キャラを被せることができるので圧倒的に有利となります。
そして、BANルールがなくなったことにより1キャラをやり込んでいるいわゆるレアキャラ使いの職人プレイヤーが活躍可能となりました。
BANルールこそなくなりましたが、複数キャラ使える選手はBO2、BO3の中で負けた後にキャラ変更可能なので、複数キャラ使えるという強みは消えていません。
細かい変更ですが大将戦が2先(BO2)から3先(BO3)に変更されているので、大将戦での被せ合いなどの戦略が更に重要となります。
ルールが発表されたことによって今後行われるドラフト会議でも取られる選手が変わってきそうです。
1キャラ専門の職人プレーヤーを用意しておいて、ホームの大将戦で被せることができれば複数のキャラを使えない選手でも活躍することができそうです。
新ルールの感想
個人的には今までのBANルールより良いと思います。
今まではBANされることによって、いろいろな選手の様々なキャラの組み合わせを見れるのが面白かったです。
ウメハラ選手のエドモンド本田や、ナウマン選手のララなど大会ではあまり見ないので刺激的でした。
しかし、ほとんどの選手のサブキャラはメインキャラより練度が落ちるので、やはりメインキャラ同士の対戦よりは試合内容が良くないことが多々ありました。
ウメハラ選手も以前ルールに対して不満をあらわにしていましたが、 今回のルールではしっかりとやり込まれたメインキャラ同士の対策を重ねた対戦が見れるのが嬉しいですね。
前のルールだとYHC-餅選手やニシキン選手などの職人キャラ使いの方々がドラフトで選ばれる可能性が低かったと思うので、その点についても良かったです。
負けた後にキャラ変更が可能なので、もちろんサブキャラが登場する機会はあると思いますが、それでもBANされてメインキャラのやり込みが意味なくなってしまうよりはいいと思います。
次のSFL関連のイベントは、ドラフト会議で8月21日に開催予定です。
リーグ本戦は10月~12月にかけて行われます。
また、8月6日に大会観戦ガイドが公式サイトにて掲載されました。
格ゲーやスト5をプレイしたことがない方でも、観戦をより楽しめるような内容になっているので興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
https://sf.esports.capcom.com/sp/guide/
大会公式サイト
https://sf.esports.capcom.com/tryout/
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